《フォニックス》
文字の音と綴りの
教授法
こんにちは、ハッピーキングダムのYasuyoです。
今日は、フォニックスについてのお話です。
ここ数年、日本でもフォニックス指導をしている、という話をよく聞くようになってきました。
中学校1年生の授業でも取り入れられたりしていますね。
現在、多くの方がおこなっているフォニックスの指導法は
アナリティック・フォニックス
といわれているものです。
アナリティック・フォニックスの特徴は
- A, B,C,D・・・というようにアルファベットの最初から教えていく
- 大文字と小文字を同時に、または大文字から教える
- 文字の名前と音を同時に教える
- アルファベット26文字と音を習得後、残りの音はいったん保留 など
Jolly Phonicsの指導法は
シンセティック・フォニックス
といわれる方法で同じフォニックスでも指導法などが異なりります。
Jolly Phonicsでは以下のような指導をしていきます。上記のアナリティック・フォニックスと比較して見てみてくださいね。
- s,a,t,i・・・の順での指導をおこなう(読める単語が増えやすい順)
- 小文字からの指導(英文のほとんどを占めるのが小文字であるため)
- 文字の音だけを指導(名前は後のタイミングで)
- 英語の44の音と文字(綴り)を最初の段階で学ぶ など
なぜJolly Phonicsなのか
アナリティック・フォニックスで学ぶ最初の4音(A,B,C,D)、シンセティック・フォニックスで学ぶ最初の4音(s,a,i,t)をそれぞれ使って単語を作ってみてください。
①A B C D
②s a t i
いかがですか?
それぞれの指導法で音の出し方は学ぶのでこれらで単語を作れば自然に子ども達はその単語を読めてしまいます。
①A B C Dでは、単語が作れませんが②s a t i では
sat
as
at
it
sit
と単語がドンドンできてしまうのです。
そして、英語の発音(音)と綴りの規則性(English Alphabet Code)を学んだ子ども達は見たことも聞いたこともない単語を読むことが出来るようになります。
日本語と英語の音は違います
日本語と英語の音の違いが子ども達にとって
「英語は難しい!」
と思わせてしまう原因の1つです。
フォニックスは英語の音と文字の規則を覚え、つまずきがちな英語の読み・書きを楽にし、そして日本語にはない音の学習により「耳」も鍛えることのできる英語指導法なのです。
Jolly Phonicsについてはこちらもご覧ください